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ホームページの問い合わせを増やす方法|改善のチェック項目と進め方
コーポレートサイト制作

ホームページの問い合わせを増やす方法|改善のチェック項目と進め方

#コーポレートサイト#Web制作
公開日 2026.08.09更新日 2026.08.09
監修者 鹿又勇太
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ホームページを公開しているのに問い合わせが月に数件も入らない、あるいは半年前から件数が横ばいのまま——こうした悩みの原因は「デザインが古いから」だけではありません。問い合わせが生まれるまでには、サイトに人が訪れ、問い合わせページへ進み、フォームを送信するという複数の段階があり、どこか一つでも詰まると件数は伸びません。この記事では、問い合わせが増えない原因を「集客・導線・フォーム」の3層に切り分け、アクセス解析での現状把握から具体的な改善手順までを、Web担当者や経営者の方に向けて解説します。

この記事の要点

  • 問い合わせが増えない原因は「集客(流入)・導線(遷移)・フォーム(完了)」の3層に分けると切り分けられる。
  • 感覚で作り変える前に、アクセス解析でどの層が詰まっているかを数値で把握する。
  • 改善は複数を同時に変えず、影響の大きいボトルネックから1施策ずつ試して効果を検証する。

問い合わせが増えない原因は3層に分けて切り分ける

問い合わせが増えない原因は、「集客(流入)・導線(遷移)・フォーム(完了)」の3層のいずれかにあります。問い合わせ数は、サイトへの訪問数に、問い合わせページへ進んだ割合と、フォームを送信し終えた割合を掛け合わせた結果だからです。

件数を増やす方法は、突き詰めるとこの3つのどれかです。訪問数そのものを増やすか、訪問者が問い合わせページへ進む割合を高めるか、フォームを最後まで送信してもらう割合を高めるか。デザインの刷新や文言の変更も、最終的にはこの3つのどこかに効くかどうかで評価します。

「問い合わせが少ない=サイトが古い」と決めつけず、3つの数値のどれが低いのかを先に確かめると、限られた予算を効く場所に使えます。

どの層が詰まっているかをアクセス解析で確認する

改善の第一歩は、3層のどこがボトルネックかをアクセス解析で特定することです。GA4などの解析ツールで、流入・遷移・完了の数値を順に確認します。

症状

疑う層

主に見る指標

そもそも訪問数が少ない

集客(流入)

セッション数・流入チャネル・検索流入

訪問はあるが問い合わせページが見られていない

導線(遷移)

問い合わせページの閲覧数・遷移率・離脱ページ

問い合わせページまで来るが送信されない

フォーム(完了)

フォーム到達数・送信完了数・完了率

GA4の基本的な見方はGA4アクセス解析の基本で解説しています。数値の絶対値は業種や流入経路で大きく変わるため、他社と比べるよりも、自社サイトの過去の推移と比べて低い層を探すのが実務的です。

問い合わせを増やす改善手順(5ステップ)

  1. 現状把握:直近1〜3か月の訪問数・遷移率・完了率を集計し、3層の数値をそろえて眺める。
  2. ボトルネックの特定:3層のうち最も改善余地が大きい層を1つ選ぶ。複数あっても、まずは影響の大きい1つに絞る。
  3. 仮説を立てる:「なぜ低いのか」を具体的に言語化する(例:問い合わせボタンが画面下部にしかない、フォーム項目が多い)。
  4. 1施策ずつ改善する:仮説に対応する変更を1つだけ加える。同時に複数を変えると、どれが効いたか分からなくなる。
  5. 効果を検証する:Cataly Designでは変更後2〜4週間ほど数値の変化を観察してから採否を判断している。訪問数が少ないサイトほど判断に時間がかかる点に注意する。

アクセスが少なく数値が安定しないうちは、厳密な比較よりも「明らかな障害(送信できない、スマートフォンで表示が崩れる等)の除去」を優先すると改善が進みやすいです。

フォーム(完了率)を改善するチェックリスト

フォームまで到達しているのに送信されない場合、入力の負担を減らすことが最優先です。項目が多い、スマートフォンで使いにくいといった摩擦が離脱を生みます。

  • 必須項目を絞る(Cataly Designでは必須は5項目以内を目安に設計する)
  • 任意項目は「任意」と明示し、なくても送信できるようにする
  • スマートフォンでの入力しやすさを確認する(文字サイズ・タップ領域・キーボードの種別)
  • エラーはどの項目が問題かをその場で分かるように表示する
  • 送信ボタンの文言を具体的にする(「送信」より「無料で相談する」など次の行動が分かる言葉)
  • 個人情報の扱いや返信の目安を近くに添えて不安を減らす

導線とCTAを見直して問い合わせページへ進んでもらう

訪問はあるのに問い合わせページが見られていない場合は、サイト内の導線とCTA(行動を促すボタンやリンク)を見直します。訪問者が「どこから問い合わせればよいか」で迷わない状態を作ることが目的です。

  • 主要ページの目立つ位置に問い合わせ・相談への導線を置く(画面下部だけに頼らない)。
  • ボタンの文言は行動の中身を示す(「お問い合わせ」に加え「料金を相談する」「資料を受け取る」など目的別に用意する)。
  • 電話・メールフォームなど、相手が選びやすいよう複数の連絡手段を用意する。
  • サービスや料金の説明ページから、そのまま相談へ進める導線をつなぐ。

問い合わせのハードルが高いと感じる読者に向けて、いきなりの商談ではなく資料ダウンロードのような軽い一歩を用意しておくと、接点を取りこぼしにくくなります。

流入(集客)が足りないときの考え方

訪問数そのものが不足している場合は、導線やフォームを整えても件数は大きくは伸びません。この場合は集客の強化が必要です。

集客は、検索からの流入を増やすSEOやコンテンツ、即効性のある広告、認知を広げるSNSなど手段が分かれます。どれを選ぶかは、狙う顧客がどこで情報を探すか、かけられる予算と期間によって変わります。短期で問い合わせが必要なら広告、中長期で資産を積むならコンテンツ、というように目的に合わせて組み合わせます。ただし集客を増やしても導線・フォームが弱いと取りこぼすため、先に「受け皿」を整えてから流入を増やす順序が無駄になりにくいです。

どの層が問い合わせのボトルネックになっているか、現状のサイトを見ながら一緒に整理します。

無料で相談する

よくある失敗と注意点

一度に複数の箇所を変更すると、効果があってもなくても原因が分からず、次の判断ができなくなります。変更は1施策ずつが原則です。

  • デザイン刷新だけで解決しようとする:見た目を新しくしても、導線やフォームの摩擦が残っていれば件数は変わりにくい。
  • 短期間で結論を出す:数日の数値で良し悪しを決めると、偶然の変動に振り回される。一定期間の観察が必要。
  • 流入を増やす前に受け皿を放置する:広告などで訪問を増やしても、フォームが使いにくければ費用が無駄になる。
  • 件数だけを見て中身を見ない:数だけを追うと、商談につながらない問い合わせが増えることがある。件数と質の両方を確認する。

まとめ

ホームページの問い合わせを増やす近道は、感覚で作り変えることではなく、「集客・導線・フォーム」のどこが詰まっているかを数値で切り分け、影響の大きい順に1つずつ改善して検証することです。

  • 問い合わせ数は「訪問 × 遷移 × 完了」で決まる。まずどの層が低いかを把握する。
  • フォームは入力の負担を減らし、導線は迷わせない。流入は受け皿を整えてから増やす。
  • 改善は1施策ずつ、一定期間観察してから採否を判断する。

自社だけで原因の切り分けが難しい場合は、外部の制作会社に現状分析から依頼する方法もあります。依頼先の選び方はWeb制作会社の選び方で解説しています。Cataly Designの各サービスでも、サイトの現状分析から改善・制作までを支援しています。

よくある質問

A

変える箇所によって異なります。フォームの不具合解消やボタンの改善など「取りこぼしを減らす」改善は比較的早く数値に表れますが、集客そのものを増やす施策は成果まで数か月かかることが一般的です。Cataly Designでは1施策ごとに2〜4週間ほど数値を観察して採否を判断しています。訪問数が少ないサイトほど判断に時間がかかる点は、あらかじめ見込んでおくと安心です。

A

必須項目は5つ以内を一つの目安にすると入力の負担を抑えられます。会社名・氏名・連絡先・問い合わせ内容など、返信に最低限必要なものだけを必須にし、それ以外は任意にするか、やり取りの中で確認します。項目が増えるほど途中離脱は起きやすくなるため、「本当に最初の送信時点で必要か」を基準に取捨選択するのがおすすめです。

A

狙う顧客が使いやすい手段を優先し、可能なら複数を用意します。急ぎの相談が多い業種は電話、比較検討中で記録を残したい相手にはメールフォーム、気軽な質問にはチャットが向いています。すべてを完璧に揃える必要はなく、まずは主要な顧客層に合う1〜2種類を用意し、反応を見ながら増やすのが現実的です。

A

できますが、優先順位が変わります。訪問数が少ない状態では遷移率や完了率の数値が安定しないため、細かな比較検証よりも、まず流入を増やす集客と、明らかな障害(スマートフォンでの表示崩れ、送信エラーなど)の解消を先に進めます。ある程度の訪問が集まってから導線やフォームの改善に取り組むと、効果を確認しやすくなります。

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