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商品紹介動画の制作費用|相場と内訳、依頼前に確認すべき点
商品紹介動画

商品紹介動画の制作費用|相場と内訳、依頼前に確認すべき点

#動画制作#外注
公開日 2026.07.29更新日 2026.07.29
監修者 鹿又勇太
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「商品を紹介する動画を作りたいけれど、いくらかかるのか見当がつかない」——お問い合わせでいちばん多いのが、この費用の質問です。私たちが見積もりをお出しすると、「思ったより高い」と言われることもあれば、「その内容ならもっとかかると思っていた」と言われることもあります。同じ商品紹介動画でも、中身次第で金額が数万円から数百万円まで動くからです。この記事では、制作費用を簡易・標準・実写ハイエンドの3段階に分けて相場と内訳を示し、金額を左右する要因と、依頼する前に確認しておきたい点までを実務の視点で整理します。読み終えるころには、手元の見積もりが妥当かどうかを自分の物差しで判断できるはずです。

商品紹介動画の費用は「簡易10万円台・標準30万〜80万円・実写ハイエンド80万円超」で捉える

結論から言うと、商品紹介動画の制作費用は2026年時点で一般的に10万〜300万円の幅に収まります。静止画とテロップ中心の簡易な動画なら10万〜30万円、実写撮影を伴う標準的な動画で30万〜80万円、出演者やロケ、CGを盛り込む本格的な実写で80万〜300万円が目安です。金額の差は「品質そのものの差」というより、撮影の有無・出演者・企画の作り込みといった“工程の量”の差だと捉えると、見積もりが読みやすくなります。

この記事の要点

  • 相場の目安は、簡易10万〜30万円・標準30万〜80万円・実写ハイエンド80万〜300万円(2026年時点)。
  • 費用の大半は撮影・出演・編集にかかる人件費で、尺の長さよりも「工程の量」で決まる。
  • 依頼前に「目的・使う媒体・尺と本数・二次利用の範囲」を決めておくと、見積もりのブレが小さくなる。

商品紹介動画とは何か

商品紹介動画とは、商品やサービスの特徴・使い方・導入効果を、映像と音で短時間に伝える動画です。文章や静止画だけでは伝わりにくい「動き」「質感」「使っている場面」を見せられるのが強みで、LP(ランディングページ)や展示会、SNS広告、営業商談など、置く場所によって求められる長さや作り方が変わります。

作り方は大きく、実写・アニメーション・スライド(静止画+テロップ)の3系統に分かれます。私がヒアリングで最初に確認するのは、作り方の希望よりも「この動画で、誰に、次に何をしてほしいか」です。ここが曖昧なまま作り方だけ決めると、立派だけれど成果につながらない動画になりやすい——現場で何度も見てきた失敗の型だからです。

制作費用の相場と内訳

費用はタイプによって段階的に上がります。まずは3タイプの相場を一覧で押さえてください。

タイプ

費用の目安

主な内容

向くケース

簡易

10万〜30万円

静止画・スライド+テロップ、簡易ナレーション、尺15〜60秒

SNSやLPで要点を素早く伝えたい

標準

30万〜80万円

実写撮影+編集、ナレーション、簡単なモーショングラフィックス

製品の使用感や質感を実写で見せたい

実写ハイエンド

80万〜300万円

ロケ・出演者やモデル、脚本・絵コンテ、CG、MA(音の仕上げ)

ブランド訴求や広告出稿を前提に作り込みたい

次に、標準タイプ(30万〜80万円)を例にした内訳の目安です。金額そのものより、どの工程にお金がかかっているかを見ると、見積もりの妥当性を判断しやすくなります。

工程

費用の割合(目安)

含まれるもの

企画・構成

15〜25%

ヒアリング、構成案、絵コンテ

撮影

30〜40%

カメラマン・機材・スタジオやロケの費用

編集・MA

25〜35%

カット編集、テロップ、音の調整

出演・ナレーション

10〜20%

出演者、ナレーター

音楽・素材

5〜10%

BGM、効果音、有償素材

割合はあくまで目安です。アニメーション主体なら撮影費が減って制作(作画)費に寄り、簡易タイプなら企画と編集で大半を占めます。見積書に工程ごとの金額が書かれていない場合は、内訳の開示をお願いすると比較しやすくなります。

費用を左右する5つの要因

同じ「商品紹介動画」でも金額が数倍変わるのは、次の5つが効いているためです。見積もりを読むときは、この5点がどう見込まれているかを確認してください。

  1. 尺と本数:長い動画ほど撮影・編集の工数が増えます。1本を長く作るより、30秒版と15秒版を同時に作るなど本数で考えるほうが、媒体ごとの使い回しは効きます。
  2. 実写かアニメーション・CGか:実写は撮影費が、アニメーションは作画費が中心になります。抽象的な仕組みの説明はアニメ、質感や使用感は実写が向きます。
  3. 出演者とロケの有無:モデルやタレントの起用、屋外・店舗でのロケが入ると、人件費・許可・移動の費用が上乗せされます。ここが実写ハイエンドの価格差の大きな要因です。
  4. 企画・脚本の作り込み:絵コンテを詰め、演出を設計するほど企画費は上がりますが、撮影当日の手戻りは減ります。安さだけで企画工程を削ると、結局は撮り直しで高くつくことがあります。
  5. 納品形式と二次利用:横型・縦型の両対応、字幕版、複数尺の書き出しなど、納品バリエーションが増えると編集工数が増えます。広告配信や長期利用を前提にするなら、素材の二次利用の範囲も費用に関わります。

依頼前に確認したい4つのこと(よくある失敗)

見積もりを取る前に社内で決めておくと、金額のブレと後戻りを減らせます。私たちが相談を受けるとき、ここが固まっているお客様ほど、話が速く、結果として費用も収まりやすい傾向があります。

  • 目的と成果指標:認知を広げたいのか、商談で使いたいのか。ゴールで最適な尺も作り方も変わります。
  • 使う媒体:LP・YouTube・SNS広告・展示会など。媒体ごとに推奨の尺と縦横比が違います。
  • 尺と本数:メイン1本か、媒体別に複数か。最初に決めておくと見積もりが具体になります。
  • 素材の有無と二次利用:使える写真・ロゴ・原稿があるか、撮影素材を今後も使うか。

よくある失敗は、相見積もりで「合計金額」だけを比べてしまうことです。安い見積もりは修正回数や二次利用が別料金だったり、企画工程が含まれていなかったりします。総額ではなく、含まれる工程と条件をそろえて比べてください。

目的や予算に合わせて、最適な動画の作り方と概算を一緒に整理します。

無料で相談する

発注から納品までの進め方

一般的な制作の流れは次の6ステップで、期間はおおむね3〜8週間です。撮影やロケの規模、確認のやり取りの回数で前後します。

  1. ヒアリング・目的定義:誰に何を伝え、次にどう動いてほしいかを言語化します。
  2. 企画・構成(絵コンテ):全体の流れとカットを設計し、完成イメージをすり合わせます。
  3. 見積もりの確定:構成が固まった段階で、工程ごとの金額を確定します。
  4. 撮影・素材制作:実写なら撮影、アニメなら作画。ここで大枠の素材がそろいます。
  5. 編集・確認:仮編集を見ながら2〜3回のやり取りで仕上げます。修正回数の上限は事前に決めておきます。
  6. 納品・媒体最適化:使う媒体に合わせて尺や縦横比を書き出し、納品します。

進め方でつまずきやすいのは、企画を飛ばしていきなり撮影に入るケースです。順番を守るほど、当日の手戻りと追加費用は減ります。ここは急がば回れだと考えています。

まとめ:費用は「工程の量」で決まる。目的から逆算して選ぶ

商品紹介動画の費用は、簡易10万〜30万円、標準30万〜80万円、実写ハイエンド80万〜300万円が2026年時点の目安です。金額を分けるのは品質という漠然としたものではなく、撮影・出演・企画といった工程の量でした。だからこそ、先に決めるべきは予算ではなく目的です。目的が決まれば必要な工程が決まり、必要な工程が決まればおのずと妥当な費用の範囲が見えてきます。

作り方の選択肢や具体的な進め方は商品紹介動画の制作サービスで紹介しています。動画以外も含めた映像・コンテンツ制作の全体像は動画・コンテンツ制作のページをご覧ください。自社の商品でいくらくらいになりそうか知りたい場合は、目的と使う媒体を添えてご相談いただくと、より具体的な概算をお出しできます。

よくある質問

A

契約に含まれる修正回数は制作会社によって異なり、一般的には2〜3回を上限とすることが多いです。回数内であれば追加費用はかからず、上限を超える修正や、構成そのものを変える大幅なやり直しは別料金になるのが通例です。見積もり段階で「無料修正の回数」と「回数を超えた場合の単価」を確認しておくと、後からの費用増を避けられます。

A

完成した動画の利用範囲は契約で定めるのが一般的で、納品後に自由に使えるとは限りません。特にBGMや有償素材、出演者の肖像は利用期間や媒体が限定される場合があります。広告配信やSNSでの長期利用を想定しているなら、二次利用の範囲を最初に伝えて見積もりに含めてもらうことをおすすめします。範囲を広げると素材のライセンス費が加わることがあります。

A

はい、使える素材があるほど制作側の工数が減り、費用を抑えやすくなります。商品写真、ロゴ、話す内容の原稿、参考にしたい動画などを事前に渡していただくと、企画や撮影の一部を省けます。ただし解像度が低い写真や用途の合わない素材は使えないこともあるため、早い段階で共有して使えるかどうかを確認するのが確実です。

A

同じ内容でも縦型と横型では構図やテロップの配置が変わるため、両対応にすると編集工数が増え、その分の費用が加わります。一方で、最初から複数媒体での利用を前提に企画しておけば、撮影は一度で済み、書き出しの追加だけで対応できることが多いです。あとから片方を作り足すより、まとめて依頼したほうが割安になりやすいです。

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