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サンクスページの作り方|問い合わせ完了後に成果を高める設計
制作Tips

サンクスページの作り方|問い合わせ完了後に成果を高める設計

#Web制作#アクセス解析
公開日 2026.10.16更新日 2026.10.16
監修者 鹿又勇太
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この記事の要点

  • サンクスページは「完了の確認」「次の行動の提示」「コンバージョン計測」の3つの役割を担う完了ページです。
  • 入れるべき要素は、完了メッセージ・今後の流れ・問い合わせ控えの案内・次に見てほしいコンテンツ・計測タグの5点です。
  • 広告やアクセス解析の成果計測は、サンクスページの表示をコンバージョンとして計測するのが基本です。

サンクスページの役割は「確認・誘導・計測」の3つ

サンクスページの役割は、完了の確認・次の行動の提示・コンバージョン計測の3つです。問い合わせや資料請求の直後に表示し、ユーザーに送信が完了したことを伝えると同時に、次につながる導線と成果の計測を仕込みます。この3つを満たすかどうかで、同じ問い合わせ数でも得られる情報と次の成果が変わります。

多くのサイトは「送信ありがとうございました」の一文だけで終わっています。完了を伝える点は満たしていますが、誘導と計測が抜けていると、せっかく行動したユーザーをそのまま離脱させ、広告の費用対効果も正しく測れません。

サンクスページとは

サンクスページとは、フォーム送信や資料請求などの完了後に表示される完了確認ページです。「完了ページ」「サンクスページ(thank you page)」とも呼ばれ、入力画面(フォーム)と対になって問い合わせの一連の流れを締めくくります。

入力中の確認画面とは異なり、サンクスページはユーザーが操作を終えた後に表示されます。そのため、このページに到達した事実そのものが「問い合わせ完了」の目印になり、アクセス解析や広告のコンバージョン計測の起点として使われます。

サンクスページに入れるべき5つの要素

サンクスページに最低限入れるべき要素は次の5つです。それぞれが確認・誘導・計測のいずれかの役割を担います。

  • 完了メッセージ:送信が正しく完了したことを一文で明確に伝える。
  • 今後の流れ:いつ・誰から・どんな連絡が来るのかの目安を示す(例:2営業日以内に担当より返信)。
  • 自動返信メールの案内:控えのメールを送った旨と、届かない場合の対処(迷惑メールの確認・別の連絡先)を書く。
  • 次に見てほしいコンテンツ:制作実績やブログなど、関係を続けるための導線を1〜2つに絞って置く。
  • 計測タグ:アクセス解析や広告のコンバージョンタグを設置し、完了を成果として記録する。

要素を詰め込みすぎると、肝心の「完了した安心感」と「次の一歩」がぼやけます。導線は1〜2つに絞るのが基本です。

サンクスページの作り方の手順

サンクスページは次の手順で作ると、目的と計測がぶれません。デザインから入らず、目的の確定から始めるのがポイントです。

  1. 目的を1つ決める:成果計測を優先するのか、再訪・回遊を促すのかを先に決める。目的で載せる導線が変わる。
  2. 完了メッセージと今後の流れを書く:ユーザーの不安(ちゃんと送れたか・いつ返信が来るか)を先に解消する。
  3. 次の導線を絞る:実績・関連記事・SNSなどから、目的に合うものを1〜2つだけ置く。
  4. 計測タグを設置する:アクセス解析のイベントや広告のコンバージョンタグを、サンクスページにのみ入れる。
  5. 自動返信メールと内容をそろえる:ページとメールで、返信時期や連絡先の表記を一致させる。
  6. テスト送信で確認する:実際に送信してページ表示・メール受信・計測の記録までを通しで確認する。

フォームの入り口であるファーストビューの設計とあわせて、入力から完了までの体験を一続きで考えると、途中離脱を減らせます。

コンバージョン計測の設置方法

成果計測は、サンクスページの表示を1件のコンバージョンとして数える方法が基本です。ユーザーが完了ページに到達した時点で問い合わせが成立したとみなせるため、計測の起点として扱いやすいからです。

具体的には、アクセス解析ツールでサンクスページの到達をキーイベント(コンバージョン)として設定し、広告を使う場合は各媒体のコンバージョンタグをサンクスページにのみ設置します。全ページに置くと二重計測になるため、設置範囲はサンクスページに限定します。アクセス解析の基本的な見方はGA4アクセス解析の基本で整理しています。

計測精度を上げるには、フォームや流入ごとにサンクスページのURLを分けると、どの経路からの問い合わせかを判別しやすくなります。なお、サンクスページは検索結果に表示させる必要がないため、noindexにしておくのが一般的です(2026年時点)。

フォームからサンクスページまでの問い合わせ導線を、成果が測れる形で一緒に整理します。

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よくある失敗と注意点

サンクスページでよくある失敗は、完了メッセージだけで終わり、次の導線と計測が抜けていることです。以下は特に起こりやすい注意点です。

計測タグを全ページに設置すると、通常のページ遷移までコンバージョンに数えてしまい、成果が水増しされます。タグはサンクスページだけに置きます。

  • 導線がゼロ:完了メッセージのみで、実績や関連記事への入り口がない。
  • noindexを忘れる:サンクスページが検索結果に露出し、入力を経ずに到達される。
  • ページとメールの不一致:返信時期や連絡先がページと自動返信メールで食い違い、不信につながる。
  • スマホで崩れる:スマホからの問い合わせが多いのに、完了画面の表示確認をしていない。

まとめ:サンクスページは成果の最後の一歩

サンクスページは、確認・誘導・計測の3つを満たすことで、同じ問い合わせ数からより多くの成果と情報を引き出せます。まずは完了メッセージと今後の流れを整え、導線を1〜2つに絞り、計測タグをサンクスページにのみ設置するところから始めてください。

問い合わせ数そのものを増やす施策はホームページの問い合わせを増やす方法で解説しています。フォームや計測の設計を含めてサイト全体を見直したい場合は、サービス一覧もあわせてご覧ください。

よくある質問

A

役割が違うため、両方用意するのが望ましいです。サンクスページは送信直後にその場で完了を伝えて不安を解消し、自動返信メールは手元に残る控えとして後から内容や連絡先を確認できるようにします。片方だけだと「送れたか不安」「連絡先が分からない」といった取りこぼしが起きやすくなります。

A

サイト全体と同じトーンにそろえるべきです。完了後に急にデザインが変わると、ユーザーは別サイトに飛ばされたような不信感を抱き、離脱につながります。配色・フォント・ロゴなどを他ページと統一し、問い合わせ完了までを一貫した体験として設計してください。

A

フォームが1つでも、サンクスページは用意した方がよいです。完了の確認と成果計測は規模に関係なく必要で、特に広告を1円でも使う場合は、サンクスページがないと費用対効果を正しく測れません。凝った作りにする必要はなく、完了メッセージ・今後の流れ・計測タグがあれば十分です。

A

到達数(問い合わせ完了数)と、そこからの次の行動を見て判断します。アクセス解析でサンクスページへの到達をコンバージョンとして計測し、設置した導線のクリック状況もあわせて確認します。完了はしているのに次の行動がまったく起きていない場合は、導線の位置や文言を見直す余地があります。

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