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UI/UXデザインとは?違いと良い設計の進め方を解説
制作Tips

UI/UXデザインとは?違いと良い設計の進め方を解説

#Web制作#外注
公開日 2026.08.03更新日 2026.08.03
監修者 鹿又勇太
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UI/UXデザインとは、画面の見た目や操作部分を設計するUIデザインと、利用者が体験する使いやすさ全体を設計するUXデザインを合わせた考え方です。両者は近い言葉として扱われがちですが、対象とする範囲が異なります。この記事では、UIとUXの違い、良い設計の原則、制作の進め方、よくある失敗までを、サイトやアプリの制作を検討している担当者向けに整理します。専門知識がなくても、外注前に判断の軸を持てる状態を目指します。

UI/UXデザインとは何か(結論)

UI/UXデザインとは、「見た目・操作のしやすさ(UI)」と「利用を通じて得られる満足度(UX)」の両方を設計することです。UIはUXを構成する要素の一つであり、UIだけを整えてもUXが良くなるとは限りません。

この記事の要点

  • UIは接点(画面・ボタン・文字)、UXは体験全体を指す
  • 良いUI/UXは「使う人の目的達成」を基準に判断する
  • 制作は調査と設計を先に行い、見た目は後半で固める

UI/UXデザインの定義と対象範囲

UIデザインとは、ユーザーインターフェース、つまり利用者とサービスが接する画面や操作部分を設計することです。ボタンの配置、文字の大きさ、色、余白、フォームの入力欄などが対象になります。

一方でUXデザインとは、ユーザーエクスペリエンス、つまり利用者がサービスに触れて感じる体験全体を設計することです。サイトを見つける前の期待から、使っている最中の分かりやすさ、使い終わった後の印象までを含みます。UIが画面上の要素に限られるのに対し、UXはそれを含むより広い範囲を扱います。

UXには、表示速度・問い合わせ後の対応・サポートの質など、ビジュアル以外の要素も含まれます。デザイナーだけでなく、開発や運用の担当も関わる領域です。

UIとUXの違い

UIとUXの違いは、設計の対象と評価の基準にあります。UIは「見やすく操作しやすいか」を、UXは「目的を達成できて満足したか」を基準に判断します。

観点

UIデザイン

UXデザイン

対象

画面・操作部分(見た目)

利用体験の全体

主な要素

レイアウト・配色・文字・ボタン

導線・情報設計・満足度・再訪意向

評価の基準

見やすさ・操作のしやすさ

目的の達成度・使い終わった後の印象

関わる人

主にデザイナー

デザイナー・開発・運用・企画

たとえばボタンが美しく配置されていても(UIが良い)、必要な情報が見つからず問い合わせをあきらめてしまえば、体験としては失敗です(UXが悪い)。UIとUXは切り分けつつ、最終的にはUXを基準にUIを判断します。

良いUI/UXデザインの原則

良いUI/UXデザインは、装飾の多さではなく「使う人が迷わず目的を達成できるか」で決まります。実務で判断の軸になる原則を挙げます。

  • 目的が明確:そのページで利用者に何をしてほしいかが1つに絞られている
  • 一貫性がある:同じ意味の要素は同じ色・形・配置で表現されている
  • 迷わせない:次に取るべき行動が視覚的に分かる
  • 負担が少ない:入力項目や選択肢を必要最小限にする
  • 操作しやすい:タップ領域は目安として44px以上を確保する(各社のインターフェースガイドラインで示される一般的な基準)
  • 読みやすい:文字サイズ・行間・コントラストを本文が読める水準に保つ

迷ったときは「使う人の目的は何か」に立ち返ります。見た目の好みではなく、目的達成を助けるかどうかで判断すると、意思決定がぶれにくくなります。

UI/UXデザインの進め方(手順)

UI/UXデザインは、見た目を作る前に「誰が・何のために使うか」を固めることから始めます。順序を飛ばすと、後半で大きな手戻りが発生します。実務では次の流れで進めます。

  1. 調査・目的整理:対象となる利用者と、達成すべき目的(問い合わせ・購入・応募など)を定義する。
  2. 情報設計:必要な情報を洗い出し、ページ構成や導線を決める。この段階では見た目に踏み込まない。
  3. ワイヤーフレーム:配置や要素の優先順位を、装飾を省いた設計図で確認する。
  4. UIデザイン:配色・文字・余白を含めた実際の画面デザインに落とし込む。
  5. プロトタイプ・検証:試作を触ってもらい、迷う箇所を見つけて改善する。
  6. 公開後の改善:アクセス解析で離脱の多い箇所を確認し、継続的に調整する。

公開後の改善では、どのページで離脱が多いかを数値で確認することが出発点になります。指標の見方はGA4アクセス解析の基本で解説しています。

使いやすいサイト設計の考え方を、チェックリスト形式の資料にまとめています。

資料をダウンロードする

よくある失敗と注意点

UI/UXデザインでつまずく原因の多くは、見た目から着手してしまうことにあります。代表的な失敗を挙げます。

見た目の作り込みを先行させると、情報設計の不備が後から見つかり、デザイン全体をやり直すことになりがちです。構成の合意を先に取ることが手戻りを防ぎます。

  • 目的の詰め込み:1ページに複数の目的を載せ、利用者がどこを見ればよいか分からなくなる。
  • 装飾優先:アニメーションや装飾を増やし、かえって操作が分かりにくくなる。
  • 作り手基準:社内で分かる言葉や順序で作り、初めて訪れる人に伝わらない。
  • 公開して終わり:数値を見ずに放置し、改善の機会を逃す。

まとめ

UI/UXデザインは、見た目を整えるUIと、体験全体を設計するUXを合わせた考え方です。最後に要点を整理します。

  • UIは接点、UXは体験全体を指し、UXを基準にUIを判断する
  • 良い設計の基準は「使う人が迷わず目的を達成できるか」
  • 制作は調査・情報設計を先に行い、見た目は後半で固める
  • 公開後はアクセス解析をもとに継続的に改善する

自社での設計に不安がある場合は、外注も選択肢になります。依頼先の見極め方はWeb制作会社の選び方、費用感はコーポレートサイト制作の費用相場が参考になります。Cataly DesignでもWeb制作・デザインのサービスとして、目的整理から設計・改善までを支援しています。

よくある質問

A

Webデザインは主にWebサイトの見た目や表現の制作を指す言葉です。UI/UXデザインは、Webに限らずアプリなども含めた「操作部分(UI)」と「体験全体(UX)」の設計を指します。WebサイトのUI/UXを設計することはWebデザインの一部と考えると整理しやすくなります。

A

小規模な改善であれば社内でも進められます。ただし、利用者調査や情報設計から見直す場合は、専門的な知見があると手戻りを減らせます。目的整理までは社内で行い、設計以降を外注するといった役割分担も現実的です。

A

問い合わせ数や購入数などの目的の達成率が基本の指標です。あわせて、離脱率や滞在時間、特定ページからの遷移率を確認します。改善前後を同じ条件で比較し、数値の変化で判断します。

A

見た目ではなく、「誰が・何のために使うか」を言語化することです。対象となる利用者と達成したい目的が定まると、必要な情報や導線が決まり、以降の設計判断がぶれにくくなります。

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