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ホワイトペーパーの作り方|テーマ選定と資料DLの設計
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ホワイトペーパーの作り方|テーマ選定と資料DLの設計

#コーポレートサイト#SEO
公開日 2026.09.05更新日 2026.09.05
監修者 鹿又勇太
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ダウンロード数を決めるのは資料の完成度より、テーマと入力項目

ホワイトペーパーのダウンロード数は、資料そのものの出来よりも、テーマ設定とフォームの入力項目で大きく変わります。デザインを整える前に、誰の何の悩みに答える資料かと、何項目を入力させるかを決めるほうが結果に直結します。

ページ数を増やして力作を作っても、テーマが自社目線であればダウンロードされません。ここではテーマの決め方から公開後のフォローまで、1本目を作るための手順を整理します。

ホワイトペーパーとは、連絡先と引き換えに提供する資料

ホワイトペーパーとは、企業が課題解決に役立つ情報をまとめ、氏名や会社名などの入力と引き換えに提供する資料です。お役立ち資料、ダウンロード資料とも呼ばれます。

ブログ記事との違いは、読者の状態にあります。記事は情報を探している段階の人が読み、資料は連絡先を渡してでも読みたいと判断した人がダウンロードします。この差があるため、資料をダウンロードした人は問い合わせに近い層として扱えます。

ただし「資料請求」とは性質が異なります。資料請求は自社サービスの詳細を求める行為ですが、ホワイトペーパーは課題解決の情報が目的であり、まだ検討段階にない人も含まれます。混同すると、ダウンロード直後の営業連絡で嫌われる原因になります。

ダウンロードされるテーマの選び方

テーマは、自社が語りたいことではなく、読者が手元に残したい情報から決めます。選びやすいのは次の4型です。

  1. チェックリスト型:「発注前に確認する20項目」など。実務でそのまま使えるため保存されます
  2. テンプレート型:要件定義書、進行スケジュール表など。作る手間を省ける価値があります
  3. 調査・比較型:手法や選択肢を横並びで整理したもの。社内説明の資料として使われます
  4. 事例集型:複数の導入事例をまとめたもの。1本ずつ読むより効率が良い形です

最も作りやすいのはチェックリスト型です。既存のブログ記事から要点を抜き出して再構成できるため、新規に取材する必要がありません。既存記事の資産化という点でも効率的です。事例集型を検討する場合は、導入事例ページの作り方で取材の設計から確認してください。

構成と分量の目安

ページ数は15〜25ページが目安です。多すぎると読まれず、少なすぎると連絡先を渡す価値を感じてもらえません。構成は次の順で組みます。

ブロック

内容

ページ数

表紙

タイトル、対象読者の明示

1

目次

全体像を示す

1

課題の整理

読者が抱える状況を言語化する

2〜3

本編

解決策、手順、チェック項目

8〜15

まとめ

要点の再掲

1

会社紹介

サービス概要と連絡先

1〜2

会社紹介は最後の1〜2ページに限定します。全体が自社サービスの説明になっている資料は、次回のダウンロードにつながりません。表紙のタイトルには対象を明記してください。「中小企業のための」「はじめて外注する方向け」といった限定があるほうが、該当する人には強く届きます。

フォームの入力項目は4つまで

入力項目が増えるほど離脱率は上がります。ホワイトペーパーの場合、次の4項目に絞るのが基本です。

  • 氏名:姓名を1つの欄にまとめると入力が速くなります
  • 会社名:BtoBでは判断材料になります
  • メールアドレス:資料の送付先
  • 電話番号または役職:どちらか一方。両方は求めません

「導入予定時期」「予算」といった項目は、営業側にとって有用でも、ダウンロード段階の心理的ハードルを上げます。検討段階の情報は、その後のやり取りの中で聞くほうが結果的に多く集まります。

あわせて、個人情報の取り扱いについての説明とプライバシーポリシーへのリンクをフォーム付近に置いてください。営業連絡の有無を事前に明示しておくと、後のトラブルを防げます。フォーム全体の改善観点はホームページの問い合わせを増やす方法で解説しています。

公開しただけでは読まれない

資料は作った後の導線設計で成果が変わります。最低限、次の3か所に設置してください。

  1. 関連するブログ記事の中:内容が近い記事の本文中に案内を置きます。最も自然に流入します
  2. サービスページ:検討中の読者が判断材料として使います
  3. 資料一覧ページ:複数たまった段階で作ります。1本目の時点では不要です

ダウンロード後のフォローも設計しておきます。自動返信メールで資料を送り、そこに関連記事を1〜2本添えるだけでも接点が続きます。すぐに営業電話をかける運用は、資料の目的と合わないため避けたほうが無難です。

CatalyDesignでは自社のコーポレートブログを、AIが下書きを作り人が承認してから公開するフローで運用しています。この経験から言えるのは、資料も記事と同じで、作る工程よりも公開後に届ける工程が滞りやすいという点です。1本目を作る際は、どの記事から誘導するかを先に決めておくと、公開後に置き場所を探す手戻りがなくなります。

よくある失敗

ホワイトペーパー施策でつまずきやすいのは次の4点です。

  • 自社サービスの紹介資料になっている:課題解決の情報を期待した読者との期待値がずれます
  • 入力項目が8つ以上ある:離脱の主要因です
  • ダウンロード後に何も起きない:自動返信だけで終わり、接点が切れます
  • 1本作って終わる:テーマ別に3本あると、どの課題に関心があるかが分かります

ダウンロード数と、その後の商談化率は分けて見てください。数だけを追うと、対象外の層が増えて営業効率が下がります。計測の考え方はGA4アクセス解析の基本を参考にしてください。

まとめ|既存記事の再構成から始める

ホワイトペーパーづくりで押さえておきたい点は次の5つです。

  1. テーマは自社が語りたいことではなく、読者が手元に残したい情報から選ぶ
  2. 1本目はチェックリスト型が作りやすい。既存記事を再構成すれば新規取材は不要
  3. 分量は15〜25ページ。会社紹介は最後の1〜2ページに限定する
  4. フォームの入力項目は4つまで。検討時期や予算は後のやり取りで聞く
  5. 公開前に、どの記事から誘導するかを決めておく

コンテンツ全体の設計から考えたい場合はコンテンツマーケティングとはを、制作と運用の体制づくりについてはサービス一覧をご確認ください。

よくある質問

A

PDF形式が一般的です。ファイルサイズは5MB以下を目安にし、メール添付ではなくダウンロードURLを送る形にすると、受信側の制限にかかりません。スマートフォンでも読めるよう、文字サイズは小さくしすぎないことを推奨します。

A

内容が重複すること自体は問題ありません。記事は検索からの入口、資料は手元に残して社内で使うためのものという役割の違いがあります。ただし記事をそのままPDF化するのではなく、チェック項目や表など使える形に再構成してください。

A

ダウンロードページは検索されるので、インデックスさせて問題ありません。資料の内容を要約した紹介文をページに置くと、検索経由の流入も見込めます。PDFファイル自体は、フォームを経ずに直接到達されないURLにしておくと良いです。

A

見積もりや契約書のテンプレートを配布する場合、実務で使われることを前提に、免責事項を記載してください。また、他社の調査データを引用する場合は出典と公表年を明記し、引用の範囲を超えないよう注意が必要です。

A

ダウンロード数だけでなく、その後の問い合わせ件数とあわせて見てください。ダウンロードが多くても商談につながらない場合、テーマが自社のサービスと離れすぎている可能性があります。月次で5件以上ダウンロードがあれば、傾向を見る材料になります。

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